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Youtubeコンテンツ「車輪のついた私の夢」出演【オク・ジヌク】

「障がい者ファースト 実践運動本部」という団体のYoutubeチャンネルのコンテンツにオク・ジヌク氏が出演しています。(2022年1月21日公開)
ジヌク氏は、コメディアンのチョン・ヨンミさんと共に進行役を務め、ミュージカルの歌も披露しています。
ゲストは、車椅子ダンススポーツ選手のチェ・スミンさんです。

障がい認識改善コンテンツ「美しいコミュニケーション12」ー車輪のついた私の夢



出演者
オク・ジヌク(歌手)
チョン・ヨンミ(コメディアン)
チェ・スミン(車椅子ダンススポーツ選手)



-チェ・スミン選手が車で出発する場面-
京畿道広州市
父:今日は頑張って
スミン:うん クミ連れて来てねお母さんと
父:お父さんそこに行かないといけない?
スミン:うん、住所送っておいたよ。あとでね。

-車内-
スミン:今日は特別な旅行に招待されました
スミン:今、わくわくしながらそこへ行くところです。
PD:どんな特別な旅行ですか?
スミン:…秘密です。直接行ってお見せします。

-スタジオ-
こんにちは

ヨンミ:コメディアンで俳優のチョン・ヨンミです。
ジヌク:こんにちは、歌と演技、全て上手くなりたい、いや、上手くなるよう「セジェルノ」中の新人オク・ジヌクです。

ヨンミ:韓国語なのに聞き取れなかったです。「セジェルノ」はなんですか?
ジヌク:世界で、一番、努力する「セ・ジェル・ノ」です。

ヨンミ:あ〜これだからこういうのは勉強しないといけないですね。
「セジェルノ」わかりました。
私もやり直しますね。
こんにちは、「ヨンゲソジョン」チョン・ヨンミです。

ジヌク:「ヨンゲソジョン」が何ですか?「ヨンゲソムン」(淵蓋蘇文)でなく…
ヨンミ:「ヨンゲソムン」は聞いたことありますか?
ジヌク:あります。
ヨンミ:気になるでしょ?教えて上げましょう。
「セジェルノ」よく聞きなさいよ。
「演技と、ギャグをすべて、消化する、チョン・ヨンミ」です。

ジヌク:今作ったんですか?
ヨンミ:ダメですか?いいでしょ?これから私は「ヨンゲソジョン」です。

ヨンミ:今日、ジヌク氏と一緒にいるのは理由があるんです。
ヨンミ:今日はジヌク氏と一緒にとても特別な旅行に出かけようと思うのですが、準備ちゃんとして来ましたか?

ジヌク:準備ちゃんとできています。もう一人いらっしゃれば完璧に準備が終わります。
ヨンミ:もう一人。もういらっしゃる頃じゃないですか?
ジヌク:いらっしゃる頃ですね。

いらっしゃいました!いらっしゃいませ!

スミン:こんにちは

ヨンミ:あらまぁ、こちらへどうぞ。
朝から遠方からいらっしゃって大変だったでしょう?

スミン:いいえ、私とクミを一緒に招待してくださってとてもありがたいです。
ヨンミ:この子がクミですか?
スミン:はい、この子が家の末っ子のクミです。
スミン:こんにちは、私は今日招待していただいた、車椅子ダンススポーツ選手チェ・スミンです。

ヨンミ:これで皆集まりましたので、暫し日常を離れて特別な旅行を一緒にしますが、今日「特別な旅行」と名付けた理由が何かあるんですか?

ジヌク:普通の人達は旅行と言うと日常を離れるとか暫し仕事を止めて休息をとるような旅行を夢見るじゃないですか?
しかし、今日私達が用意した旅行は、人生という冒険を乗り越えて夢に向かって旅立つ、そんな旅程を準備しました。

ヨンミ:いい言葉が出てきました。
冒険!夢(クム)!
冒険と夢が出てきたので、子供の頃に帰るような気もして、とても期待できますね。

ヨンミ:注意深く質問しますが、さっき入っていらっしゃる時に見て、車椅子を使用していらっしゃいますが。

スミン:自己紹介したとおり、私は車椅子ダンススポーツ選手で、実は2017年に転落事故で重度の障害を負いました。
ヨンミ:2017年ですか?何歳の時…?
スミン:大学3年生で期末試験の一週間前でした。
ヨンミ:偶然事故にあったんですか…?
スミン:実は事故当時の記憶がないんです。
ヨンミ:ないんですか。
スミン:はい。
事故当時、前後の記憶がないんです。
ただ、両親から聞いたのは、7階から転落しました。誰かが見つけてくれて病院へ運んでくれてこのようになった。
目が覚めたら集中治療室でした。

ヨンミ:それで今は完全に回復したんですか?
スミン:はい、今は日常と社会生活を一生懸命幸せに送っています。
ヨンミ:よかったです。

ジヌク:スミンお姉さんは事故にあう前は実用舞踊HipHop専攻だったんですよ。
ヨンミ:実用舞踊HipHopですか?では舞踊家じゃないですか。
スミン:はい、今でも舞踊をしています。
ヨンミ:今は舞踊はできないんではないですか?
スミン:HipHopはできないんですが、それでも良いご縁と良い先生のおかげでダンススポーツに転向して、今は選手生活をしています。
ヨンミ:選手生活ですか?
スミン:はい。
ヨンミ:それにも選手があるんですか?
スミン:車椅子ダンススポーツ選手で、今年は国家代表として活動しています。
ヨンミ:ではスミンさんは国家代表なんですか?国家代表?
スミン:はい、今年は国家代表です。
ヨンミ:わ〜そうなんですか。そんな肩書をお持ちなんですね。

ヨンミ:では今私の考えでは、この先夢がまだあるのかしらと思うのですが、もしかしてこの先まだ夢がありますか?
スミン:国家代表になったので、後は私の種目で世界チャンピオンになること。

ヨンミ:この先がもっと期待されるスミンさんです。
ジヌク:私は今ここでお姉さんの夢の一片を見てみたいです。
ヨンミ:夢、ではその夢私達が見ることができますか?
スミン:では少し準備しなくてはいけないので、手伝ってもらえますか、ジヌク氏?
ジヌク:もちろんです。
ヨンミ:専門ですよ。今日、だから連れて来たんですよ。

「車椅子ダンスは車椅子を利用する障がい者が繰り広げるダンススポーツで、障がい者と障がい者、障がい者と健常者が楽しい音楽に合わせて室内で男女ペアになって踊るダンスです。」

ヨンミ:わ〜!本当にこれが国家代表クラス!
ジヌク:すごくかっこいい
ヨンミ:スミンさん本当に素晴らしい。

ヨンミ:顔も美しくて、このように実力をつけるまでどれだけの努力をしてきたことか。
振り返ってみると、事故後に本当にとても苦しい時間が長かったと思いますが、スミンさんだけの特別な秘訣がありますか?

スミン:あ…ありません
私は少し、幼い頃から両親が二人共とても肯定的なんです。だからなのか集中治療室で寝ている時も、こうしていてもまた起き上がれるだろうと思っていて
隣にいる私より若い子が3ヶ月ぶりに歩けたというので、それなら私も3ヶ月後には起き上がれるだろうと

リハビリ病院に入院して5ヶ月経った時に解りました。
あ…私はもう車椅子で生活しなくてはいけないんだなと。
違う人生をまた生きなくてはいけないと解った時、その時少し、少し憂鬱になって夜ごと泣いたことがあります。

ヨンミ:5ヶ月ぶりに少し、本当に超肯定マインドです。

スミン:その時少し泣いたんですが、私が憂鬱だと隣にいる人がもっと辛くなって両親もどれだけ心が痛いか、だから一緒に入院していた同世代同士で私達肺活量運動しに外へ出て歌を歌おう!
ヨンミ:歌を歌いに行こうと?そうね、肺活量を増やすのは歌しかないですね。
スミン:携帯電話をかけて歌を歌おうと言って、毎晩外に出て歌って遊びました。

ヨンミ:このようにする人には隣で手伝う人達ももっと楽しく手伝えるようです。
だから私達が今日このような時間を準備したじゃないですか。この主人公、チェ・スミンさんと一緒に!
皆さんともこの元気を分かち合えたらよいです。
その分、とてもたくさん努力をされたと思います。

ジヌク:私も今、お姉さんの話を聞きながら、私も夢を叶えるために一生懸命して、私も車輪をいや、車輪を付けることはできないから羽を…

ヨンミ:いや、夢には車輪でも羽でもつけて、転がって飛んでいくから。
ジヌク:そうです、何でも付けなくてはいけないと思いました。

ヨンミ:では、ジヌク氏の夢は何ですか?
ジヌク:私は夢がとても多いです。とても欲張りで。
    子供のころの夢は歌手だったのですが、一生懸命して少し前に叶って、
ヨンミ:ミスタートロット!
ジヌク:はい、ミスタートロットに出て、トロットグループでデビューもして、演技したい夢も少し前に叶いました。
ヨンミ:連続ドラマに出ましたね。
    お母さん達がとても好きですよ〜
ジヌク:♡お母さん達愛してます♡
そして、今叶えたい夢はミュージカル俳優になりたくて、夢に向かっているところです。
私は元々ミュージカル専攻なんです。

ヨンミ:ミュージカル専攻なんですか。
スミン:私が踊りを踊ったじゃないですか、ミュージカル専攻として歌を歌ってください。
ヨンミ:自然に持っていきましたね。いいですね。
スミン:気になります。

ジヌク:「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」というミュージカルに出てくる歌を準備しました。
ヨンミ:それは見たことがないですね。

ジヌク:「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」というミュージカルは、二人の友人の記憶を覗いてみる物語です。
ひょっとすると現代人にも当てはまる話だと思うのは、私もそうですが、多くの人達が忙しいという言い訳やあれこれ理由をつけて、持っていた夢を諦めることを合理化することがよくあります。

ヨンミ:事実このように忙しい日常を送っていると、私の夢は何だったっけ?または私に夢はあったっけ?とちょっと忘れて生きているじゃないですか。

ジヌク:そうです。ここに出てくる「蝶」という歌を準備しました。
ヨンミ:「蝶」ですか。
ジヌク:はい、「蝶」がとても小さい存在ですが、世界を変えることができるように、先輩もお姉さんも...

ヨンミ:だから「バタフライ効果」という言葉があるんですね。
ジヌク:そうです。世界を変えることができるという...
今日はお聞かせしたいと思います。




花と木が茂る王国で
川の水が茂みの間を踊りながら流れていたでしょう
春の風に従って海岸へ
その蝶は小さい枝にとまって
走っていく川の水を眺めていたでしょう
そして蝶は海を夢見ていたでしょう
白い波の上を飛びたかったでしょう
だけど波のようなものは とても危険なので
風にもう一度話しかけました
どうすればそのように早く飛ぶことができるのと
風は途方も無い話をしてくれました
私の身体の力は空気の流れだけ
その小さい羽から始まる
君の羽で 君は強い蝶だ 私の力だ
君が踊る時 私は空の上を飛ぶことができるんだ
君の身体で空気を揺らしてその踊りを踊る時
君の羽ばたきで この世界は変わる


ヨンミ:わ〜上手い本当に
スミン:かっこいい
素晴らしい

ヨンミ:なんですか本当に、美しくてよくできて、カッコよくてよくできて。
皆さんから私にこのような感動を頂いて、二人ともこのように素晴らしいプレゼントを用意して頂いたので、お姉さんである私が何を準備するか、本当にこんなんじゃダメなんですが…

ジヌク:旅行を準備してくれたじゃないですか。
ヨンミ:ありがとう。私はこの旅行のガイドです。
ガイドとして、旅行をまたこのように終わることはできないでしょう。
旅行の終着駅に近づいていますが、このガイドがじっとしてはいられません。ちょっと待っててくださいね。
気になるでしょう?気にしていてください。

ジヌク:ケーキを??

ヨンミ:急に私もこのケーキに私の願いを込めてきました。
さあ、願いをこめて。

ろうそくを消す

願いが叶いますように。
既にたくさんのこと、お二人とも叶えていますが、まだ夢がありますから、皆さんにもですよ。

そして、私が準備したものがあるんですが、
ジヌク氏が一つずつ読んでくれますか?


車椅子を使用している障がい者へ守らないといけない重要なエチケット3つ

1番目
いきなり手伝うより「私がどのようにしてあげればよいですか??」とまず尋ねてみる

2番目
車椅子を黙って掴んだり寄り掛かったりせず、当事者の同意なく車椅子を押さない。


最後はスミンさんが読んでください

3番目
障がい者と一緒に歩く時は歩幅を合わせて歩き、車椅子使用者と会話をする時目の高さを合わせる

スミン:車椅子は弱者というイメージが社会的にあるんですよ。
そういう時、その弱者を手伝いたいけどそうしてはいけないような。
このようにしてはいけない、ということがあるみたいです。

ヨンミ:だめなことですか?
車椅子を使用している方をお手伝いすると、嬉しいかと思うのですが、よくないこともありますか?

スミン:車椅子というもの自体が、私の二本の足の代わりにあるものじゃないですか。これは私の身体の一部なんですね。

ヨンミ:あ、身体の一部だ。

スミン:車椅子を揺らすと私の身体も揺れて、衝撃がそのまま来るので、エレベーター、百貨店やショッピングセンターの昇降機に乗る時、このくらい解らないだろうと、疲れたから寄り掛かる方がいなくもないんです。

ヨンミ:スミンさんが感じるのはそのまま伝わるんですね。

スミン:はい、押された瞬間、何?と見て、あ、もたれているんだなと。
ヨンミ:そのような方は多くはないですが、身体に直接寄り掛かるのと同じなので、気をつけないといけませんね。

スミン:それとまた、押してくださることは悪くはないんです。
むしろ押してくださると「ありがとう」少しそういう気持ちもありますが、尋ねる前に「押しましょうか?」と言いながら押してくださる時、むしろ私達にとっては危険です。

ヨンミ:どうしてですか?

スミン:なぜなら、突然押してくださる時、後ろにガクッとなることがあります。
押していて危険なようで急に止めると身体が前に飛び出すことがあります。
手伝いたいと思われた時、尋ねてから手伝っていただけるとありがたいです。

ヨンミ:私が準備した急な質問でしたが、皆の為の質問でしたね。
これを知ってみると、スミンさんを始め沢山の方を手伝うこともでき、お互いに喜びを分かち合えるようです。

今日の特別な旅行「車輪の付いた私の夢」ご一緒いただきいました。
スミンさん、ジヌク氏、どうでしたか?感想を一言聞かせていただけますか?
まずスミンさんから

スミン:まず、このような良い席を、良い機会を下さって、招待していただき本当にありがとうございます。この映像を通して、たくさんの方が夢に車輪を付けて思いっきり走りだすことができたらよいです。

ヨンミ:ジヌク氏はどうですか?

ジヌク:人生は冒険が詰まった旅行のようなものです。お互いに分かち合いながら共に歩いて行けば人生はまた素晴らしい旅程のようではないかと思いました。

スミン:分かち続ければ、増えると言うじゃないですか。
お互いの苦痛を分かち合い、喜びも分かち合えば、苦痛は消えて喜びは何倍にもなると私は確信しています。

今日は特別な旅行だったでしょう?
美しい旅行「車輪の付いた私の夢」ご一緒していただいたスミンさん、ジヌク氏をはじめ、皆さんに心から感謝します。

ごあいさつしましょうか
ありがとうございました


健常者がもっと知っておきたいエチケット

-車椅子使用者を手伝いたい時は意志を先に尋ねて手伝ってください
-地下鉄、低床バスの車椅子専用空間は空けてください
-車椅子使用者と会話する時は目の高さを合わせて会話してください
-車椅子使用車が公共交通機関利用時、時間が長くかかっても催促せず余裕をもって待ちます

主催:障がい者ファースト実践運動本部
制作:K star Grobal Ent

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