- 2021/10/10
- Category : タソッジャン(SUPER FIVE)
2021.10.05 スポーツワールド記事【オク・ジヌク】
10月5日に掲載されたスポーツワールドの記事です。
今後も幅広い活躍が期待できそうですね。
スポーツワールド
”だまされても夢心地”オク・ジヌク「ロールモデルはチョ・ジョンソク、広いスペクトル尊敬」
>>https://n.news.naver.com/entertain/article/396/0000593594日本語訳です。
昨年、TV朝鮮”ミスタートロット”で顔を知らせ、MBC”最愛エンターテインメント”とKBS1”だまされても夢心地”でバラエティ、ドラマまで経験した。デビュー2年だけで歌手であり俳優、そして放送人として活動中の新鋭オク・ジヌクに会った。
(10月)1日に終了したKBS1連続ドラマ”だまされても夢心地”でオク・ジヌクは、リュ・ジンとパク・タミの息子で二卵性双生児の2番目クム・インソを演技した。先月28日、最終回の放送を前に会ったオク・ジヌクは「終わってほしくない。『やり遂げた』という感情よりは、残念な気持ちが大きい。まだ撮影があるみたいだ」と余韻たっぷりな感想を述べた。彼の初作品であり長編ドラマだったので残念さがさらに大きい。6ヶ月余の撮影を終えて、最終回の台本を貰い、憂鬱にまでなったという彼は「いつも楽しくおもしろかった。撮影しながら辛い瞬間はただの一度もなかった。」と満足感を打ち明けた。
昨年の冬、2回に渡るオーディションを通してインソと向き合うことになった。オク・ジヌクはインソを見て夢を探しに行く青年を代表するイメージという気がしたと言った。勉強が全てではない。自身の関心事と能力に合う夢を探す20代の姿を描こうと思った。
高校生の頃、演技に接してミュージカル俳優を夢見た。TVに出ている俳優たちの姿を見ながらむやみに夢を育てたが、現実は容易ではなかった。インソの姿を見ながら自身の20代が思い浮かぶ理由でもあった。
インソは浪人生だったが、勉強に大きな意味がありはしなかった。オク・ジヌクもまた”浪人生”に焦点を当てるよりは、まだ夢を見つけられない20代青年の姿を描き出したかったと言った。自身の20代を思い浮かべながら、インソを作り出した。オク・ジヌクの二十歳はどうっだったのか。彼は「私もインソのようだった」と短く太く返した。劇中インソがそうだったように、オク・ジヌクも二十歳になった年、未来について悩み始めた。
「実は高三の入試は適当にしました。人の前で演技することも恥ずかしく、遊ぶのが好きだったんです。それで大学をかろうじて受かってから、しまったと思って、毎日練習室に行き始めました。成績も上がって、次席で奨学金を受けた後、休学しました。二十歳の私は十九歳とは完全に違っていました。懸命に生き始めた最初の年でした。」
家族達との呼吸はどうかとの問いに、オク・ジヌクは「言うまでもなく良かった。」と言い笑った。先輩俳優達を”オンマ”、”アッパ”と呼んだ彼は「本当の両親のようによくしてくれました。タミお母さん(イン・ヨンエ役)は食べ物を送ってくれて、ご飯も奢ってくれました。」と自慢した。アッパ、リュ・ジン(クム・サンベク役)は初めての現場撮影から助言を惜しまなかったと。オク・ジヌクは「何でも、よくできたと言ってくださって、萎縮していた心がとてもほぐれました。自信がついて現場を楽しむことができました。」と言った。最近アッパ、リュ・ジンの家に訪問して、リュ・ジンの二人の息子、チャンホ、チャンヒョン兄弟と食事の席も持った。オク・ジヌクは「オンマ、アッパは作品を通して数多くの息子たちと会ったはずなのに、いつも褒めてくれて気にかけてくれて、とても感謝しています。」と挨拶した。
”だまされても夢心地”はいろんな意味のある作品だ。初ドラマでOSTに参加することになったからだ。オク・ジヌクは「OST録音は私の夢だった。作家さんが連絡をくれて『歌を一度歌わなくては』と仰って、OST録音までするという話を聞いてとても良かった。初作品で夢をかなえとても感謝しています。」と言った。
歌手として、放送人として、また俳優として、この1年間様々な方面で活躍した。ミュージカル俳優の夢を育て”ミスタートロット”に出演したことのように、これからも”楽しめるなら”どんなことにも躊躇せず挑戦する準備ができている。
オク・ジヌクが感じる人気の尺度はクリーニング店の店長の親切だった。彼は「”ミスタートロット”と”だまされても夢心地”どちらも視聴者年齢層が高かった。ドラマの為に引っ越しをしたが、名前を書いたらクリーニング店の店長がすぐわかってくれたんです。」肩をすくめながら「息子のようによくしてくれます。」と言った。
友達の言葉に突然志願したオーディションを受けJYPエンターテインメントの俳優パートの練習生になったオク・ジヌクは、会社の事情で4ヶ月だけで練習生生活を整理した。しかし、彼の才能に注目した関係者の提案で”ミスタートロット”の出演を決心した。
ミュージカル俳優を夢見ながらトロットという馴染みのないジャンルに接することは容易なことではなかった。しかしトロットまでよくできるエンターテイナーになるかもという考えで挑戦を決心し、昨年”ミスタートロット”の大学部に挑戦状を突きつけた。
「”ミスタートロット”に出て人生が変わったんです。」
学生時代、夢を育てながら耐えるのさえ容易ではなかった。しかし、”ミスタートロット”を通して、新人としてはなかなか体験できない認知度と大切な友達を得た。初めて家族に孝行した番組でもあった。
「トロットが上手いことは演映科を出ているようなものだ。」という先輩歌手チャン・ユンジョンの言葉が記憶に残っていると言った。彼は「とても共感した。演技を通じてトロットの率直な歌詞と繊細な表現に助けを受けているようだ。」と「”最愛エンターテインメント”、”ミスタートロット”、”だまされても夢心地”まで、今後の活動に役立つ番組ばかり出演したようだ。」と満足げに微笑んだ。
短い期間の間に俳優と歌手、2つの職業を全て消化した。”最愛エンターテインメント”のグループ・タソッジャンを通しては、音楽放送の舞台にも立った。オク・ジヌクは「俳優と歌手は似ているようで違う。しかし、両方とも難しいことは間違いない。多くのエネルギーを注がなくてはならない。」といい「演技より歌がより難しいようでもある。」と答えた。
万能エンターテイナー、チョ・ジョンソクが彼の長年のロールモデル。オク・ジヌクは「長い間チョ・ジョンソク先輩をロールモデルと考えて来た。先輩の演技も好きだが、先輩の広いスペクトルを尊敬している。」と言い「ミュージカルでも、映画でも、ドラマとバラエティーでも頂点に立っていらっしゃる。私が追求する方向とよく合っているようだ。とても好きです。」とファン心を告白した。
”ミスタートロット”などを通して親交を持つようになった”ネズミ年”の友達とも友情を積み重ねている。”ミスタートロット”TOP6として活躍している歌手イ・チャンウォンとは漢江を歩く散歩メイトだ。”最愛エンターテインメント”でグループ・タソッジャンとして活動した出演陣達とも自転車に乗り、カフェに行くなど、健全な(?)付き合いを続けている。イ・チャンウォン、ソン・ミンジュンなどはモニタリング要員となり”だまされても夢心地”視聴認証ショットを送ってくれたりもしたと答えた。
最近、オク・ジヌクの一番大きな関心は”健康”だ。20代のはじめから一人暮らしを始めて、一番大きく実感したのは”病気をしても見てくれる人がいない”こと。本格的に仕事を始めたので、毎日運動し体力を管理しなくてはという決意もしたと極めて現実的な答えだった。
「好きなジャンルは特にないです。いろんなジャンルの作品を全部好きです。だからなのか、同じところにだけ留まっていたくないという気持ちになります。皆そうであるように、私にもいろんな姿があるからです。俳優としてももっと多くの役柄を受けたいです。歌でも、演技でも、早い時期に良い姿を見せたいという気持ちが大きいです。全ての可能性を開いておいて、最大限早く活動を始めるのが目標です。」